
子どものおねしょが治らない…



下の子が生まれてから、おねしょが増えて困っている
そんな不安を抱えている保護者の方は少なくありません。夜中に何度も洗濯をしながら、「子どもは何かストレスを抱えているのではないか」と心配になることもありますよね。
この記事では、おねしょとストレスの関係性や、子どもへの寄り添い方について解説します。「うちの子のおねしょはストレスが原因?」と悩んでいる方は、ぜひお読みください。
おねしょは必ずしもストレスが原因ではない


まず前提として、ある程度の年齢までおねしょが続くのは、決して珍しいことではありません。
多くの場合、おねしょは以下のような身体的な発達が主な原因です。
- 夜間の尿量を調整する抗利尿ホルモンの分泌がまだ十分ではない
- 膀胱が尿を溜められる容量が小さい
- 尿意を感じても目が覚めにくい
これらは成長とともに自然に改善していくもので、保護者の育て方や子どもの性格が原因ではありません。
ストレスがおねしょに影響を与えるのはどんなとき?


とはいえ、ストレスとおねしょは全く関係がないわけではありません。
環境の変化や日常生活での緊張が続く状況では、一時的におねしょが増える場合があります。具体的には、以下のようなケースです。
・引っ越しや転園・転校などの大きな環境の変化
・弟や妹が生まれて、家族構成が変わった
・入園・入学で新しい生活リズムになった
・家族の病気や不和など、家庭内に変化があった
・幼稚園や学校で緊張する出来事が続いている
ただし、これらの状況でおねしょが増えたとしても、それは「ストレスが唯一の原因」というよりも、もともと持っている身体的な要因に加えて心理的な要素が重なった結果と考えるのが自然です。



つまり、保護者の育て方が直接の原因ではなく、子どもの身体がまだ発達の途中というわけじゃな
一方で、おねしょがずっとなかったのに急におねしょするようになった場合には、ストレスが関連している可能性も考えられます。
この場合は、再びおねしょが始まった時期に何か大きな変化や心配事がなかったか、子どもの様子を観察してみるのが大切です。
おねしょをする子どもへの関わり方のポイント5つ



おねしょが続く子どもへの適切な関わり方を知りたい!
そう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
おねしょへの日々の関わり方は、子どもの心に大きく影響します。ここでは、おねしょをする子どもへの具体的な関わり方のポイントを5つご紹介します。
叱らない、責めない


おねしょは、子どもの意思でコントロールできるものではありません。「どうしてできないの」「またやったの」という言葉は、子どもの自尊心を傷つけ、さらなるストレスを生み出してしまいます。
たとえ朝におねしょをしていても、淡々とした対応を心がけてみてください。「大丈夫だよ、一緒に片付けようね」と穏やかに声をかけると、子どもは「失敗しても受け入れてもらえる」という安心感を得られます。
もしも叱りたくなる気持ちが湧いてきたときは「これは子どもの意思ではどうにもならないこと」と一度立ち止まって考えてみることが助けになるかもしれません。
小さな成功を一緒に喜ぶ
おねしょをしなかった日は「今日は気持ちよく起きられたね」と穏やかに声をかけるのもよいでしょう。「できて当たり前」という雰囲気は避け、あくまで自然な流れのなかで、子どもの頑張りを認めてあげるのが大切です。
「成功した日も失敗した日も、子どもへの愛情は変わらない」と伝わるような関わりを意識してみてください。「おねしょをしない=良い子」「おねしょをする=悪い子」という二元論にならないよう、バランスを取るのがポイントといえます。
子どもの気持ちを言葉にする手伝いをする
もしも子どもがおねしょについての不安を話してくれたら、否定せずに「そうだったんだね」「教えてくれてありがとう」と受け止めてあげてください。保護者が自分の気持ちを理解してくれる実感が、子どもの心の安定につながります。
また「ママ(パパ)も小さいころ、同じようなことがあったよ」と自分の経験を話すことで、子どもは「自分だけじゃないんだ」と安心できる場合もあります。
みんなが通る道なんだね
日常の中で安心感を与える


おねしょとは関係ない場面で、子どもをぎゅっと抱きしめたり「大好きだよ」と伝えたりする時間を持つのも効果的です。
たとえば、寝る前の絵本の時間や一緒に遊ぶ時間など、おねしょのことを忘れて楽しめる時間を意識的に作ってみてください。子どもが「自分は愛されている」「ここは安全な場所だ」と感じられる日常の積み重ねが、心の安定につながります。



忙しい毎日のなかの短い時間でもいいんじゃ
兄弟姉妹の前での配慮
おねしょの話題を兄弟姉妹の前でしない配慮も重要です。「お兄ちゃんなのに」「妹はできているのに」といった比較は、子どもを深く傷つけます。
もし兄弟姉妹がおねしょのことをからかったり、指摘したりしたときは「それぞれできるようになるタイミングは違うんだよ」と教えてあげるとよいでしょう。兄弟姉妹間で競争させるのではなく、それぞれの成長を温かく見守る雰囲気を家庭内に作るのが大切です。
保護者自身のストレスケアも大切に



子どもにストレスがかからないように、自分がしっかり頑張らなくちゃ…!
このように、子どものことを心配するあまり、保護者が自分の疲れやストレスを見過ごしてしまうケースも少なくありません。子どものおねしょが続くことで保護者が抱えやすいストレスとそのケアの方法について、あらためて整理していきます。
おねしょが続くことで保護者が抱えやすいストレス


おねしょが続くと、心身ともに疲労が蓄積しがちです。
夜中に何度も起きて洗濯をする生活が続くと「子どものおねしょは仕方ないこと」と頭ではわかっていても、つい感情的に子どもを叱ってしまう日もありますよね。
また「私の育て方が悪いから」「もっと優しくしていれば」と自分を責める思いが強くなると、精神的な負担はさらに大きくなります。周囲に相談しづらく、一人で抱え込んでしまうと、孤独感も増していくものです。
さらに、防水シーツやおねしょパンツなどの出費も重なり、経済的なプレッシャーを感じることもあるでしょう。
「いつまで続くのか」という先の見えない不安も、保護者のストレスを増大させる要因になります。
心身の疲労がたまると、悪循環に陥りがちだよね



そんな時は、まずは保護者自身をケアすることが大切なんじゃよ。
保護者自身のケアの方法
まずは、保護者自身が十分に休息を取ることを最優先に考えてみてください。以下のような工夫が、負担を軽減するヒントになるかもしれません。
- 家族やパートナーと協力する:夜間のおねしょの対応を交代(難しければ週末のみ)で担当し、しっかり睡眠をとれる日を設ける
- アイテムを活用する:防水シーツや吸水性の高いおねしょパンツなどを使用する
- 乾燥機やコインランドリーを使う
- 信頼できる友人や家族、保健師などに悩みを打ち明ける



とにかく「よい親でいなければ」というプレッシャーを手放すことじゃ
▼おねしょ対策の方法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています


「子どものおねしょはストレスから?」と悩んだら一人で抱え込まず相談を
おねしょの多くは、保護者の育て方が原因ではなく、子どもの身体の発達に関わるものです。ストレスが関係している場合でも、重要なのは「いまの子どもの気持ちに寄り添うこと」といえます。そのためには、まず保護者自身が心身ともに健康でいるのが大切です。家族や友人、必要なときには小児科などの専門家に相談するのもよいでしょう。
子どもは、自分なりに一生懸命成長しています。保護者も完璧を目指さず、必要なときには周囲に助けを求めながら子どもに寄り添っていきましょう。
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