最新のトイトレ方法である排尿予測デバイス『DFree』を使ったトイトレの事例をご紹介します。
DFreeはお腹に貼るだけでおしっこのたまり具合がスマホでわかるので、トイレの成功体験がつみやすくなるアイテム。詳しくは、こちらの紹介記事をご覧ください。

Fさんのケース
年齢:4歳の女の子
疾患:知的障害、自閉症スペクトラムとADHDの疑い
通っている施設:療育園(個別、集団)
障害の程度:中等度知的障害・ 身体障害なし
手探りでのトイトレは親子共にストレスになっていた

DFreeを導入する前はどのようにトイレをしていたんですか?
基本的にはオムツ排泄です。トイトレの一環として、2時間おきくらいの頻度でトイレに誘導もしていました。タイミングが合えばトイレでおしっこが出ることもありました。
その時は何に困っていたんですか?
せっかくトイレに連れて行っても、タイミングが合わずに出ないことも多くて困っていました。タイミングじゃないのにトイレに座ることが、親にとっても子どもにとってもストレスになっていたのかな。トイレに誘っても、嫌がることもありましたね。
DFree以外にも何か改善のためにお試しされたことはありますか?
布パンツを試しました。不快感は感じるようで、出たことを教えてはくれたのですが、トイレでしなきゃという意識には結びついていません。トイレでおしっこが出せたら、シールを貼るとか、シールが溜まったらおもちゃと交換…なんてことも試しました。
実は一時期、調子が良くて連れていく度にトイレに成功できたこともあったんです。ですが、体調を崩してしばらくオムツ排尿をしていたことをきっかけにまた振り出しに戻ってしまったような感じですね。
トイレ誘導のタイミングが知りたい

DFreeを導入したきっかけは何だったんでしょうか?
Instagramでフォローしている、発達障害児を育てるママさんの投稿をみてDFreeのことを知りました。尿の溜まり具合がわかることで、トイレのタイミングを掴めたら上手くいくかもしれないと思ったので、お試しで使ってみることにしたんです。
DFreeを使う上で心配だったことはありますか?
一番はちゃんとつけてくれるのかどうか、というところですね。そもそも機械をつけてくれなかったらどうしようもないなと思っていたので。うちの場合はどちらかというと感覚鈍麻なので、あまり嫌がらずにつけてくれて成功につなげることができたので良かったです。
DFreeを使って困りごとは解決しましたか?
トイレの成功が増えました!パンツを濡らさずに過ごせた日もあります。
DFreeを使って一番の気づきだったのは、思っていたよりもおしっこを溜めることができるんだなということです。2時間おきに誘導していたのが4時間おきになったので、トイレ誘導の回数自体が減りました。
手探り状態でトイレ誘導をしていた時は、頻回にトイレに連れて行っているのに出なくてイライラしてしまっていたところがあったのですが、“溜まっているから連れていく”ようにしたことで、親子共にストレスが大きく減りました。

成功体験で子どもがニコニコ笑顔に!

DFreeを使ったことで、お子さんに何か変化がありましたか?
今回DFreeを使ったことで、子どもの中で少しづつ“自分の意志でおしっこを出す感覚”がわかってきたように感じているところです。
あと、成功したときにたくさん褒めるようにすると、本人もとってもニコニコと嬉しそうにしてくれるんです。多分、トイレで出すのは良いことなんだって思うようになってきているのかなと思います。
DFreeを使いながら、今後こうなったらいいなと思うことはありますか?
「トイレでおしっこ出たね!すごいね!」という成功体験をもっと増やしていってあげたいです。そして、いつか自発的にトイレに行けることをゴールだと思って、使い続けていきたいですね。
――トイレ誘導のタイミング把握にDFreeをご活用いただいているFさん。笑顔でトイトレが継続できることをDFreeも応援しています!
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横浜市の療育センターで15年、発達障害や肢体不自由児の療育に従事。制作に携わった排泄支援ハンドブック「こころと体に合った排泄スタイル」はキッズデザイン賞を受賞。理学療法士と公認心理師の双方の視点から、子どもと家族を包括的に支援する専門家。

この講座でわかること
- 言葉で伝えられない子への具体的なアプローチ
- 今日からできる排せつ支援の工夫
- トイトレを始めるタイミングの見極め方
- 焦らず進めるための考え方 など
“その子に合わせた進め方”を、排泄支援の専門家が解説します。
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