「1歳でトイレトレーニングをしていると聞いて焦っている…」
「何歳くらいに始めるのが平均的なのかな?」
と、子どものトイレトレーニングについて焦りや不安を感じていませんか?
この記事では、1歳でトイレトレーニングを始めるのは早いのか、また、子どもに合ったトイレトレーニングを始めるタイミングの見極め方、進め方のポイントなどを詳しく解説します。
1歳でトイレトレーニングは本当に早いの?

トイレトレーニングを1歳で始めている、という話を聞いて「うちの子もそろそろした方がいいのかな…」と思う方もいるかもしれません。
しかし、トイレトレーニングは子どもそれぞれに適したタイミングがあります。
特に1歳という年齢は、1歳0か月~1歳11か月までの幅があり、身体の発育状況や心理的な発達の具合も個人差が非常に大きいです。
加えて、2歳頃までの子どもと2~3歳以降では、膀胱機能の仕組み上、排尿の仕方が異なります。膀胱機能が未熟な1歳のうちから無理にトイトレを開始してしまうと、本来リラックスした状態でできるようになるはずの排尿が「力まないとできない」ままになってしまったり、本人が尿意をうまく感じ取れないままになってしまうケースもあります*。
1歳でのトイレトレーニングがいけないわけではありませんが、こうした注意点も考慮した上で、子どものトイレトレーニングの時期を検討するとよいでしょう。
トイトレ博士直接トイレで排泄する練習をしなくても、トイレ絵本を読み聞かせたり、便座やおまるに座る習慣をつけるだけでも立派なトイレトレーニングの一つじゃよ。
▼トイトレを始める時期については、こちらの記事で詳しく解説しています。


保育園や幼稚園の入園前に、トイレトレーニングは必要?
子どもが保育園や幼稚園への入園を控えている場合「入園前にオムツが外れていた方がいいのかな?」「トイレトレーニングを始めないとだめかな」と心配になる方もいるかもしれません。
園の方針にもよりますが、特に2歳児クラスの場合、トイレトレーニングをしていない子はたくさんいます。無理やりオムツ卒業を目指すより、親子で落ち着いた気持ちで入園を迎えられることのほうが大切。子どもが楽しい気持ちで園生活を迎えられることを優先してあげてくださいね。
▼保育園のトイレ事情はこちらで紹介しています


トイレトレーニングが始められる“準備サイン”


トイレトレーニングを始める時期は、子どもの年齢よりも「子どもの準備が整ったタイミング」を重視することが大切です。
ここからは、子どものトイレトレーニングが始められる“準備サイン”を解説します。
簡単なコミュニケーションが取れる
・おむつを触って尿意を示す
・おしっこやうんちが出たことを訴える
・「トイレ」「ちっち」などの意思表示をする
言葉が難しい場合でも、ジェスチャーや指さしで意思を伝えられるかどうかがポイント。簡単なコミュニケーションができると、トイレトレーニングもスムーズに進みやすくなります。
ひとりで歩ける


ひとりでしっかり歩けるかどうかも重要なポイント。トイレまで自分で移動して、便座やおまるに安定して座るための身体のバランス感覚や筋力が必要です。
さらに、自分でズボンやおむつを下ろす動作の練習にもつながるので、歩行の安定はトイレトレーニングの大事な土台になります。



筆者の娘は肢体不自由で、体幹機能障害があり歩行も不安定ですが、安定して座れるようになってきた頃からゆるくトイレトレーニングをしています。障がいによって完全にひとりで歩くことはできなくても、「安定して座れる」ことも一つの目安になります。
排尿の間隔があく
おしっこの間隔が2時間以上あくようになったら、膀胱が成長してある程度の量の尿をためられるようになったサインです。
間隔が安定してくると、タイミングを見計らってトイレに誘いやすくなり、成功体験が増えて自信にもつながります。



排尿間隔があくことは、特に重要な目安じゃよ。
▼排尿の間隔を測ったり、おしっこのたまり具合を「見える化」してくれるウェアラブルデバイス『DFree』もおすすめ


その子に合ったペースでトイレトレーニングをすることが大切


1歳でトイレトレーニングを始めることを「早い」と断言することはできませんが、膀胱機能を含む身体の発達の観点からも、1歳台で無理にトイレトレーニングを開始する必要はありません。
トイレで直接排泄をすることだけでなく、トイレや排泄に親しむことも、立派なトイレトレーニングです。
例えば、
・一緒にトイレに行ってみる
・おまるや補助便座を見せる、触らせる
・トイレ絵本を読み聞かせる
・おむつ替えのときに「おしっこ出たね」と声かけをする
これらを日常に取り入れるだけでも、トイレトレーニングの一歩。
トイレトレーニングには「早すぎる」ということも「遅すぎる」ということもないので、焦らず子どもに合ったそれぞれのペースで、無理なく取り組みましょう。
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