排尿記録をつけるのに便利なアプリとは?活用法と選び方を紹介!

排尿記録をつけるのに便利なアプリとは?活用法と選び方を紹介!

トイレが近い気がする

逆に我慢しすぎているように見える

子どもの排尿に関する問題は、はっきりとした異変として表れにくく“なんとなく気になる状態”が続きやすいものです。

現状を把握しようと紙に書き出そうとしても、毎回となると負担が大きく、途中でやめてしまう家庭も少なくありません。

そのようなときに役立つのが、排尿の時間や回数を手軽に残せるスマートフォンのアプリです。

この記事では、排尿記録アプリで分かることや選び方のポイント、実際に使いやすいアプリの例を紹介します

目次

アプリで排尿記録をつけるメリットは?

排尿記録アプリを使えば、子どもの排尿の様子を主観的な「感覚」に頼らず、客観的に把握できるようになります。

具体的には以下のようなメリットがあります。

簡単に記録ができる

アプリでの記録はスマホ一つあれば可能です。アプリを開いてボタンをタップするだけなので、いつでもどこでも記録ができ、続けやすいのがメリットです

さらにアプリによっては、記録をグラフ化する機能があります。グラフ化すれば、何時ごろに排尿しているのか、どれくらいの間隔が空いているのかなどの傾向がより見えやすくなるので、子どもの状態への理解も深まります。

排尿の回数と間隔を見える化できる

排尿記録を振り返ることで、昼間は回数が多いのに夜は少ない、夕方に間隔が極端に短くなる、など排尿の傾向にも気づきやすくなります

記録にすることで「なんとなく心配」という状態から一歩進み、今の状態を把握するための材料として役立てることができるのです。

また、トイトレをしている家庭では、「どう声をかけるか」「いつ誘うか」を考える手がかりにもなります。

受診時に共有しやすくなる

排尿記録があれば、病院で相談する際にも状況を具体的に伝えられます。「多い気がする」「少ないと思う」といった表現ではなく、回数や時間帯をもとに説明できるため、医師も状態を判断しやすくなります。

排尿記録アプリの選び方と注意点

排尿記録アプリは、毎日の生活の中で無理なく使えることが何より大切です。

ここでは、排尿記録アプリを選ぶ際のポイントや注意点を紹介します。

入力がスムーズにできるかどうか

まず確認したいのは、操作の簡便さです。

ボタンを何度も押す必要があったり、入力項目が多すぎたりすると、忙しい時間帯には使わなくなってしまいがちです

また、広告表示の多さにも注意が必要です。広告が頻繁に出ると、誤って触れてしまったり、記録の流れが中断されたりすることがあります。

記録そのものに集中できる設計かどうかを確認しておきましょう。

無料でどこまで使えるか

排尿記録アプリの多くは、基本的な記録機能は無料で使える一方、記録データの一覧表示やグラフ化、データの出力などが有料になる場合があります。

「記録できれば十分なのか」「受診時に見せるためにグラフ表示まで必要か」など、使う目的を考えたうえで、無料の範囲で足りるかを確認しておくとよいでしょう

子ども用として安全に使えるか

子どもの排尿に関する記録は、プライバシーにかかわる情報です。アプリ内のデータがどのように扱われるのか、外部に共有される設定がないかを確認することが大切です

また、子どもが自分で記録する場面もある場合、表示される広告の内容が子ども向けとして適切かどうかも確認しておきましょう。記録アプリとして安心して使えるかどうかは、長く使ううえで重要なポイントです。

続けやすい設計か

文字やボタンが見やすいか、操作が直感的に分かるかといった点も、継続のしやすさに大きく影響します。記録するたびに操作に迷ってしまうようなアプリでは、続けること自体が負担になってしまいます。

また、リマインダー機能のように、決まった時間に通知してくれる仕組みがあると、記録のし忘れを防ぎやすくなります。

排尿記録をつけるのに便利なおすすめのアプリ5選

排尿記録に使えるアプリはたくさんありますが、それぞれに異なる特徴があります。

ここでは、操作のしやすさや記録の続けやすさという視点から、子どもの排尿記録に使いやすいアプリを5つ、筆者が入力してみた様子を共にご紹介します。

トイトレ ムーニーちゃんとトイレトレーニングbyトレパンマン

発達心理学の考え方をもとに、排尿の記録を親子で無理なく続けられるよう工夫されたアプリです。画面構成がシンプルで、トイレ後に迷わず入力できるため、記録を習慣化しやすい設計になっています

3Dキャラクターの「ムーニーちゃん」がトイレを応援してくれる仕組みがあり、記録する行為そのものを前向きに受け取りやすい点も特徴です。トイレへの抵抗感を和らげながら、排尿の流れを自然に振り返れます。

排尿記録はタップ操作だけで完結し、回数やタイミングを手早く残せます。アラーム機能の設定も簡単で、トイレに誘うタイミングを把握しやすく、記録と声かけを連動させやすいアプリです。

トイトレ ムーニーちゃんとトイレトレーニングbyトレパンマン

https://www.torepanman.jp/ja/toitore.html

ぴよログ

育児記録アプリの1日の排泄記録画面です。時刻ごとに「おしっこ」「うんち」などの内容が一覧で表示され、下部のアイコンから簡単に記録を追加できます。

授乳や睡眠、排泄など、育児全般をまとめて記録できるアプリで、排尿記録にも活用できます。ワンタップで記録できる操作性に加え、家族間でリアルタイムに情報を共有できる点が特徴です

記録した内容は自動でグラフ化され、1週間分の傾向を振り返ることができます。音声入力や通知機能もあり、記録の手間をできるだけ減らしたい場合にも使いやすい設計です。

必要に応じて、記録データをまとめて確認できる点も便利です。

排尿だけでなく、生活全体の流れを見ながら状況を把握したい家庭や、家族で情報を共有したい場合に向いています。

育児日記

赤ちゃんのホーム画面が表示された育児記録アプリで、月齢や誕生日の情報と、授乳・ミルク・排泄・睡眠・体温などをワンタップで記録できるアイコンが並んでいる。
ピンクを基調とした排泄記録アプリの画面で、日付ごとの排尿回数の合計と、時刻付きの「おしっこ」記録が一覧で表示されている。

シンプルな画面と操作性で、簡単に記録できるのが特徴のアプリです。細かい入力が不要なため、記録に時間をかけられないときでも使いやすく、続けやすさを重視した設計になっています

記録そのものへの心理的な負担が少ないため、

「まずは記録を習慣化したい」という家庭に適しています。

排尿日記:Urinote

排尿量や水分量を記録する健康管理アプリの画面です。日時とミリリットル単位の数値を入力して、排尿の記録を保存できます。

排尿記録に特化したアプリで、排尿回数や水分摂取量を簡単に記録できます

記録内容はカレンダーやグラフで確認できるため、日ごとの変化や全体の傾向を視覚的に把握しやすくなります。

水分摂取とも関連付けて、排尿の状況をより詳しく知りたい場合や、医療機関で相談する際の資料として活用したい家庭に向いています。排尿に関する情報を総合的に管理したい場合に使いやすいアプリです。

nanacara

発作を記録するためのスマートフォンアプリの画面です。動画付き記録やタイマー記録、ワンタップで「成功・失敗・未登録」を選ぶボタンが表示されています。
発作管理アプリの一覧画面です。日付ごとに発作の記録が時刻と結果(成功・失敗)で表示され、詳細確認や診察日の入力ができます。

nanacaraはてんかん発作の記録用として開発されたアプリですが、排尿を記録するアプリとしても使用可能

ボタンを押すだけで記録できるシンプルな操作性が特徴で、記録した内容はグラフやカレンダーで振り返ることができます。

記録する内容をボタンごとに設定できるため、トイレで成功したのか、失禁してしまったのかなど、状況別で記録をしたいケースに向いています。

排尿予測デバイスDFreeもおすすめ

タブレット端末に排尿のたまり具合や前回の排尿時刻などが表示され、横に「DFree」と書かれた白い排尿予測センサー本体が並んでいる製品イメージ。

排尿予測デバイスDFree(ディフリー)は、下腹部に装着することで、膀胱内に尿がどれくらいたまっているかを測定し、10段階の数値で教えてくれる機械です。設定した数値まで尿が溜まると、スマートフォンやタブレットに通知して知らせてくれます。

排尿があったタイミングを記録することもでき、表にして振り返ることもできるので、排泄のタイミングを見極めながら記録もしたい場合にぴったりのデバイスです。

排尿記録アプリは「感覚」を「客観的なデータ」にしてくれる道具

排尿記録アプリは、子どもの排尿の様子を「見える形」にすることで、状況を客観的に捉えることのできるツールです。

記録を続けることで、排尿の回数や間隔、生活リズムとの関係といった傾向が少しずつ見えてきます。「なんとなく心配」という感覚ではなく、現状を正確に把握できることで、日々の声かけや関わり方を考えやすくなります。

必要に応じて、園や学校と様子を共有したり、判断に迷ったときの材料として活用したりすることで、親も子も少し楽になる形を目指していきましょう。

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みんなのトイトレ体験談

▼【知的障害・4歳女の子】のトイトレ事例

▼【夜尿症・8歳男の子】のトイトレ事例

▼【先天性疾患/体幹機能障害・7歳女の子】の活用事例

▼DFreeについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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この記事を書いた人

保育士として0~5歳児の子どもたちと関わってきました。また、2児の母として実際に子どものトイトレに向き合った経験をふまえ、保育現場と家庭の両方の視点から、子どもの発達や気持ちに寄り添った内容を執筆しています。

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