DFree で排尿タイミングを数値共有!学校や放デイとのトイレ誘導連携がスムーズになりました

最新のトイトレ方法である排尿予測デバイス『DFree』を使ったトイトレの事例をご紹介します。

DFreeはお腹に貼るだけでおしっこのたまり具合がスマホでわかるので、トイレの成功体験がつみやすくなるアイテム。詳しくは、こちらの紹介記事をご覧ください。

Gさんのケース

年齢:小学校 1 年生の男の子
疾患:自閉スペクトラム症(ASD)
通っている学校:公立小学校の支援学級
利用している福祉サービス:放課後等デイサービス
その他:精神障害者手帳を保有・精神薬の服用経験あり

目次

DFree を導入した理由は「我慢のしすぎを防ぐため」

DFree が尿意をチェックしてくれるからテレビを見ながら安心して過ごせます

DFree を導入したきっかけは何だったんでしょうか?

最初に DFree を知ったのは、障がいのある子どものための福祉機器展「関西キッズ機器展」の Instagram です。Instagram の投稿で”排尿をサポートしてくれる機器”として DFree が紹介されていて、すぐに検索しました。

ホームページを見て、「トイレの悩みを解決するヒントがあるかもしれない!」という期待を胸に「関西キッズ機器展」に参加しました。会って話を聞いたり、実物を見たりすることでイメージが沸いたので使ってみることに決めました。

その時は何に困っていたんですか?

小学校に上がってから、こだわりの強さからトイレに行くことが難しくなって、学校や放課後等デイサービスでおしっこを我慢してしまうんですよね。

漏らすこともしないので、12 時間でも平気で我慢していました。我慢のしすぎで平日は毎晩のように膀胱が痛くなってしまい、頻繁に病院に通っていました

また、日中におしっこを我慢しているから夜間の尿量がすごく多くて、夜中に 2、3 回オムツを変えないといけない状況でした。

あとは、おしっこが出ないように水分を摂ろうとしなくて、脱水症状で発熱してしまうこともあり困っていました。

DFree 以外にも何か改善のためにお試しされたことはありますか?

主治医からは「すぐにでも学校のトイレ環境を整えないといけない」と言われていましたが、子どもはトイレに近づくこともしなかったんですよね。膀胱鏡検査を勧められたこともありました。

家庭でできることとして、防水パンツ尿とりパッドなども試してみましたがうまくいかず。結局、学校や放課後等デイサービスでは、”トイレの代わりにおしっこをする場所”としてオムツを履いていました。

オムツの場合でも、学校の先生にオムツを触られることを嫌がるので、排尿のタイミングがわからず、濡れていてもずっと同じオムツを履いているんですよね。

あとオムツに関しては、日本製のオムツは赤ちゃん用品のイメージが強くて、デザイン面で使い続けることに抵抗がありました。

DFree を使う上で心配だったことはありますか?

妊婦検診で行うエコーのような仕組みとは聞いたものの「本当に尿の溜まり具合を感知してくれるのかな?」という疑問がありました。ただ、DFree の数値と病院で測る数値がだいたい合っているときが多く、使い続ける中で病院の先生も「DFree つけてる?」など一緒に活用してくれるようになりました。

ほかには、「ちゃんと使いこなせるかな?」とか「子どもが暴れた時に壊してしまわないかな?」という不安がありましたが、期待の方が大きかったです。

子ども自身はタブレットが好きなので「タブレットを触ってみたい」とわくわくしていました。

排尿のタイミングを知るために DFree を利用

放課後デイサービスでもしっかりトイレででたよ!を記録

DFree を導入する前はどのようにトイレをしていたんですか?

家ではパンツを履いていて、おしっこはトイレでしていました。外出先ではトイレに行くことが難しかったので、オムツを履いていました。

学校や放課後等デイサービスでは、先生たちが様子を伺ってオムツ替えの声かけをしてくれていましたが、オムツが濡れてもそのままで過ごしていました。先生たちに「おしっこ出た?」と聞かれたときに、出ていたとしても「出てない」と言ってしまったり、オムツを触られることを嫌がって確認させてくれないんですよね。

DFree を導入してみて行動の変化はありましたか?

子ども自身が尿の溜まり具合を数値で確認できることで、事前にトイレに行けるようになりました。例えばゲームの途中や、ご飯を食べる前など、今までだったら絶対に行こうとしなかったタイミングでも納得感をもって行ってくれるようになりました。

学校や放課後等デイサービスでは、オムツを確認しなくても排尿のタイミングが掴めることで、先生たちがオムツ替えの声かけをする回数が減り、誘導がしやすくなったようです。数値を言われると、子ども自らオムツを替えに行くときもあるみたいです。

DFree を活用してみて実際に困りごとは解決しましたか?

DFree を通じて、家族や学校などみんなで同じ方向を向けるというか、トイレ事情を共有しやすくなったことが良かったです!尿の溜まり具合を数値でコミュニケーションできることが大きいですね。すでに DFree が生活の中でなくてはならないものになっています。

まだトイレには行けない場面はあるので解決には至っていないものの、気持ちの面では大幅に楽になりました。

今後の目標はどんな状況でもトイレでできること

自作してくれたレゴ DFree

DFree を使いながら、今後こうなったらいいな、と思うことはありますか?

「溜まってきたな」という感覚を自然と気にかけられるようになってほしいなと思います。

すでに本人の意識は変わってきているような気がします。興味本位なのかもしれないですが、たとえば、自らタブレットで数値を確認して「こんなに溜まってるのか」と独り言を言っていたりします。

尿が溜まっている感覚を養ってどんな状況でもトイレに行けるようになったら嬉しいですね

今まで防水パンツや尿とりパッドを使ったり、 メーカーを変えたり、お金も時間もたくさん使ってきたけど成功には至らなくて…。

まだ現在進行形ですが、糸口になりそうなものは見えてきたという感じですね。完璧にトイレに行けるようになってくれると嬉しいです!

――排尿のタイミングを把握したり、子ども本人のおしっこへの意識づけのために DFree をご活用いただいているGさん。どんな状況でもトイレでできるようになることを DFree も応援しています!

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横浜市の療育センターで15年、発達障害や肢体不自由児の療育に従事。制作に携わった排泄支援ハンドブック「こころと体に合った排泄スタイル」はキッズデザイン賞を受賞。理学療法士と公認心理師の双方の視点から、子どもと家族を包括的に支援する専門家。

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▼DFreeについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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この記事を書いた人

トイトレや排泄のことを、もっと自然に話せる社会に。
子どもと家族が「うちの子らしい一歩」を選べるように、リアルな声や日々の工夫を集めて発信しています。

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