子どもが成長するにつれて気になるのが「オムツはいつまで使うの?」という疑問です。

周りの子はもう外れているのに…



昼間は外れたけど夜だけはまだ履いている
と悩む保護者も少なくありません。しかし、オムツ卒業のタイミングには個人差が大きく、子どもに合わせたペースで進めることが大切です。
この記事では昼用と夜用、それぞれのオムツ卒業の目安やオムツ外しに向けたサポート方法について、わかりやすく解説します。
子どものオムツ、いつまで使う?
一般的に日中のオムツが外れる平均年齢は、およそ2歳半から3歳半といわれています。ただしこれはあくまで平均であり、早い子は2歳前後、ゆっくりな子は4歳を過ぎてもオムツを使っていることもあります。
▼平均的なオムツ外れの時期が知りたい方はこちらの記事もご覧ください


オムツを卒業するタイミングの見極め方


オムツを外し始める時期を見極めるには、いくつかのサインがあります。
トイレに歩いて行ける
1人でトイレまで移動できるようになると、そろそろオムツ外しにチャレンジしてもいいサインです。歩行が安定しているということは便座に腰掛けて座るために必要な体幹の力や、しゃがんだり立ち上がったりする下半身の筋力もついており、トイレの一連の動作を行う準備ができています。
簡単な言葉が話せる
トイトレを進めるには、子どもが「トイレに行きたい」という気持ちを大人に伝えられることが重要です。「ちっち」「出た」など簡単な言葉やジェスチャーでも十分です。コミュニケーションがとれるようになると、排泄のタイミングを共有しやすくなります。
排尿の間隔があく
子どもは、膀胱の発達とともに徐々におしっこの間隔が長くなります。2~3時間おしっこが出ない時間がある場合は、膀胱におしっこを貯められる力がついてきた=膀胱が発達してきたというサインです。



「歩ける」「話せる」「排尿間隔があく」の3つすべてが揃っている必要はないんじゃよ。トイトレを無理なく始める目安として、参考にするのじゃ。
▼トイトレを始める時期にお悩みの方はこちらの記事もご覧ください


夜用オムツはいつまで使う?
夜用オムツの卒業の平均年齢は3歳から4歳といわれていますが、昼間はパンツで過ごせても、夜だけはオムツを履いているという子は多くいます。
夜間のおもらしは、トイトレによる成果ではなく身体の発達に左右されるため、子どもによって大きな差があります。
小学校入学以降も夜用オムツを使っている子もいるみたい!
▼「小学生になってもオムツが取れない…」とお悩みの方はこちらの記事がおすすめです


夜用オムツを卒業するにはどうしたらいい?


夜間のオムツ外れは“身体の発達”が鍵
夜間のおもらしがなくなるには、以下のような身体的な発達が必要です。
- 膀胱容量が大きくなる
膀胱が発達すると、貯められるおしっこの量が増えます。たくさんのおしっこを貯められるようになると、夜間もおもらしせずに過ごせるようになります。
- 抗利尿ホルモンの分泌が増える
成長に伴い、睡眠中に分泌される抗利尿ホルモン(バソプレシン)の量が増えます。このホルモンは腎臓でのおしっこの生成を抑える作用があり、夜間のおしっこの量が少なくなることでおもらしを防げるようになります。
- 夜中も尿意で目が覚めるようになる
神経系の発達が進むと、膀胱におしっこが溜まった感覚を脳がキャッチし、自然に目を覚ますことができるようになります。夜中でもトイレに行きたいと感じて起きられるようになるのです。
これらの3つの要素が揃う時期には、大きな個人差があります。夜間のおもらしは子どもの意思でコントロールできるものではないので、身体の成長を待ちながら安心できる環境を整えてあげることが大切です。



じゃあ夜のオムツが外れるためにできることはないの?



いやいや、夜のおもらしを減らすためのサポートは色々あるんじゃ!
夜用のオムツ外しに向けて出来るサポート


寝る前にトイレに行っておく
寝る前にトイレに行って膀胱を空っぽにしておくと、夜間におもらししにくくなります。寝る前にトイレに行く習慣をつけるようにすると良いでしょう。
寝る前に水分を摂りすぎない
寝る前に水分を摂りすぎると、夜間のおしっこの量が多くなり、おもらしにつながりやすくなります。



ただし、水分摂取を控えすぎると脱水が心配じゃ。過度に制限せず、適度に飲むことが大切じゃよ。
おねしょが心配な時の対策
おねしょが心配なときの対策として、おねしょシーツやおねしょケットなど吸水性の高い寝具を利用するのも良いでしょう。もしおもらししてしまったとしても、布団の片付けがぐっと楽になります。
▼ズボンタイプやスカートタイプのおねしょケットも
▼おねしょシーツ
オムツが外れる時期は人それぞれ
「オムツはいつまで使うの?」に明確な答えはありません。
オムツが外れる時期は子どもによってそれぞれ。そして日中と夜間で進み方が違うこともあります。
子どもそれぞれのペースに寄り添って少しずつサポートしていきましょう。
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