トイレの自立は何歳から?発達の目安と子どものペースに合わせた進め方を解説

トイレの自立は何歳から?発達の目安と子どものペースに合わせた進め方を解説

周りの子はもうオムツが取れているのに、うちの子はまだ…

何歳までにトイレが自立できればいいの?

トイトレを始めても失敗が続くと、このようについ焦ってしまったり、子どもを叱って自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。

この記事では、トイレの自立の一般的な年齢の目安や個人差が出る理由、困ったときのサポート方法を解説します。「うちの子は遅れているのでは?」と悩んでいる方は、ぜひお読みください。

目次

「トイレの自立は何歳?」に正解はない

少し開いた木製のトイレのドアの向こうに、ぼんやりと白い洋式トイレが見える。ドアノブと鍵が手前にあり、トイレ空間のプライバシーや利用シーンをイメージさせる写真

大前提として「トイレは〇歳で必ず自立する」という正解はありません。子どもの発達には個人差があり、トイレの自立時期も一人ひとり異なります。

とはいえ、一般的な目安を知っておくと「うちの子だけ遅れているのでは」という焦りや不安を和らげられます。ただし、目安はあくまで参考情報として捉え、目の前の子どもの様子をしっかりと見ていくのが大切です。

他の子どもと比較して焦る気持ちもあるかもしれません。しかし、その子なりのペースがあると理解しておくと、保護者自身の心の負担も軽くなります。

トイレの自立は何歳が目安?一般的な流れ

個人差はあるものの、一般的には3歳頃にトイレで排泄できるようになる子どもが増えてきます。4歳になると、日中のトイレが自立する子どもの割合はさらに増えていくものです。

ときには、遊びに夢中になると我慢してしまったり、間に合わなかったりする場合もまだあります。これも、発達の過程では自然なことです。

さらに、5歳頃までには多くの子どもが夜もパンツで過ごせるようになります。ただし、夜間のおねしょが小学校入学前後まで続くケースも珍しくありません。

つまり、3歳でオムツが取れていなくても4歳で失敗が多くても、決して「遅れている」わけではないのです

▼年齢ごとの膀胱・排尿機能の発達の目安についてはこちら

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トイレの自立に個人差が出る理由は?

じゃあ、なぜうちの子はなかなかトイレができないの?

そのように悩む保護者の方も多いでしょう。ここでは、トイレの自立に個人差が出る主な理由を見ていきます。

身体的な発達の違いがあるため

トイレの自立には、膀胱や腸の発達、排泄に関わる筋肉のコントロール能力など、身体的な成熟が必要になります。これらの発達スピードは、子どもによって大きく異なるものです。

身体的な理由がある際は、どんなに練習しても成功しにくいもの。「子どもの準備がまだ整っていない」というサインの可能性もあります。

トイトレ博士

身体の発達には時間がかかる場合もあるため、焦らず待つのも選択肢の一つじゃ

心理的・環境的な要因があるため

トイレの自立には、身体の準備だけでなく心の準備も必要です。たとえば「水の流れる音が怖い」「暗くて狭い」など、トイレという空間自体への恐怖心を持っている子どももいます。

また、きょうだいの誕生や引っ越しなど、生活環境の変化や心理的な不安定さが排泄に影響することもあります。新しい環境へ適応するために多くのエネルギーを使い、トイレのことまで意識が向かなくなるケースも少なくないのです。

さらに、トイトレ中に叱られる状態が続くと、子どもは「トイレ=怖い・嫌なもの」と認識してしまい、かえって自立が遅れる場合があります。

トイトレ博士

保護者の不安やイライラは、子どもにも伝わりやすいんじゃな

トイトレの個人差についてはこちらの記事で解説しています

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トイレの自立で困ったときのサポート方法

テーブルの前で、小さな子どもがスマートフォンまたは小型タブレットを両手で持って画面を見ている。隣で母親が笑顔で見守っており、親子で一緒に画面を見ている様子の写真

トイトレがうまく進まない…

そのような場合は、以下のサポート方法を試してみるのも選択肢の一つです。無理をせず、できることから始めてみてください。

無理に進めない

失敗が続くと、つい子どもを叱ってしまう日もあるかもしれません。しかし、前述したとおりトイトレ中に叱られることが続くと、子どもは「トイレ=怖い場所」と記憶してしまい、さらに悪循環になる可能性があります。

そのため「小さな一歩でもしっかりと褒め、失敗した場合は淡々と処理する」を意識してみてください。「失敗を叱って直させる」のではなく「できたことを褒めて伸ばす」イメージで接するのが大切です

また、身体の発達をじっくり待てば解決につながる場合もあります。一度トイトレをお休みして、数週間〜1か月後に再開するのも有効な方法です。

トイトレの具体的な進め方はこちらの記事で解説しています

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トイレの環境を整える

子どもがトイレを「怖い場所」ではなく「安心できる場所」と感じられるよう、環境を工夫してみるのも効果的です。たとえば、以下の方法が挙げられます。

  • 子どもの足が床につく補助ステップを用意する
  • 好きなキャラクターのトイレグッズを使う
  • トイレの照明を明るくする
  • 音楽を流す など
トイレくん

小さな工夫でも、子どもにとっては大きな安心材料になるんだね♪

サポートツールを活用してみる

手前で手に持たれている小さな白いデバイスに「D Free」と書かれている。背景にはテーブルに座る子どもがぼんやり写っており、排尿タイミングを知らせるセンサー機器を示している写真

子どもの排泄リズムを把握できるサポートツールを活用するのもおすすめです。

DFree」は、超音波センサーを使用して膀胱内の尿のたまり具合をリアルタイムで計測し、10段階の数値で教えてくれるウェアラブルデバイスです。子どもの尿意を「見える化」できるため、子どもがおしっこのタイミングを理解しやすくなるのが魅力といえます。

「いつトイレに誘えばいいのかわからない」という悩みがある場合でも、ツールで排泄パターンを可視化することで、適切なタイミングでトイレに誘いやすくなります

おしっこが溜まったことを把握しながらサポートできるため、親子どちらにとっても気持ちよくトイトレができる便利なツールです。

DFreeのお試しはこちらから

【まだ様子を見ていて大丈夫?】受診や相談の目安

このまま様子を見ていていいのか不安

このように感じている保護者の方もいるでしょう。ここでは、トイレの自立について専門家への相談を検討したほうがよい目安をご紹介します。

トイレの自立に関する受診・相談の目安

以下のような場合は、一度小児科や専門機関に相談するのがおすすめです。

  • 5歳を過ぎても日中の排泄コントロールがまったくできない
  • 排尿・排便時に痛みや違和感を訴える
  • 極端に排泄回数が多い、または少ない
  • 以前できていたのに、急にできなくなった(退行)

上記の場合、医学的なサポートが必要なケースもあるため、早めに相談しましょう。

ただし、上記の目安に当てはまらなくても「これでいいのかな?」「不安で仕方ない」といった迷いや不安があれば、遠慮なく相談してみて構いません。保護者の心の負担を軽くするのも、子どもの成長を支えるうえで重要です。

トイレの自立についての相談先

子どものトイレの自立について困った場合は、以下のような相談先があります。

  • 保育園や幼稚園の先生
  • 自治体の保健センターや子育て相談窓口
  • 小児科や心理カウンセラーなどの専門家

一人で抱え込まず、周囲の力を借りると、保護者自身の気持ちも楽になります。「こんなことで相談していいのかな」と思わず、気軽に声をかけてみてください。

「トイレ相談所」でも、トイレの自立についてお気軽に相談できます

トイレの自立はその子のペースがある

トイレの自立時期には大きな個人差があり、3歳でオムツが取れていなくても「遅れている」わけではありません。

大切なのは、その子のペースがあることを理解して焦らず見守ること。「〇歳までに」という期限にとらわれすぎると、保護者も子どももつらくなってしまいます。

もし「このまま様子を見ていていいのか不安」「どうしたらいいかわからない」と悩んだら、適切なサポートを受けると、保護者の心の負担も軽くなって結果的に子どものトイレ自立もスムーズに進む場合があります。一人で抱え込まず、専門家や相談窓口を活用してみてくださいね。

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今、1,000組以上の親子を見てきた排泄支援の専門家による『トイトレの進め方』講座を開催しています。

【登壇者】理学療法士・公認心理師 髙橋賢太郎先生

横浜市の療育センターで15年、発達障害や肢体不自由児の療育に従事。制作に携わった排泄支援ハンドブック「こころと体に合った排泄スタイル」はキッズデザイン賞を受賞。理学療法士と公認心理師の双方の視点から、子どもと家族を包括的に支援する専門家。

この講座でわかること

  • 言葉で伝えられない子への具体的なアプローチ
  • 今日からできる排せつ支援の工夫
  • トイトレを始めるタイミングの見極め方
  • 焦らず進めるための考え方 など

その子に合わせた進め方”を、排泄支援の専門家が解説します。

講師は、1,000組以上の親子を見てきた排泄支援の専門家(理学療法士 兼 公認心理師)
たった30分の無料講座
毎日オンライン開催しているので都合に合わせて視聴可能

▼排泄支援の専門家による『トイトレの進め方』講座の詳細はこちらから

みんなのトイトレ体験談

▼【知的障害・4歳女の子】のトイトレ事例

▼【夜尿症・8歳男の子】のトイトレ事例

▼【先天性疾患/体幹機能障害・7歳女の子】の活用事例

▼DFreeについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

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