トイレ成功への最初のヒントは「子どもの体の中で起きているリズムを知ること」。
そのために、まずはおしっこの出た時間よりも、「出ていない時間=ドライタイム」をチェックすることが大切です。
そこでこの記事では、「ドライタイム」を確認する目的や方法について解説していきます。
トイトレ博士成功・失敗に気を取られすぎず、まずは体の中でどんな動きが起きておるのかを知ることが大事なんじゃ。出ていない時間(=ドライタイム)を知ることは、立派なトイトレの一歩なんじゃよ
ドライタイムを確認する目的


ドライタイムを確認する目的は以下のとおりです。
・オムツが濡れていない時間帯(=排尿間隔)をつかむ
・子どもの排泄リズム・パターンを理解する
・パンツに移行するタイミングの見極め
ドライタイムを確認することで子どもの排泄パターンを知ることができ、「この時間帯ならトイレに座れそうだな」という予測が立てやすくなります。排泄パターンが掴めると、トイトレは格段に取り組みやすくなります。



定期的にオムツをチェックすることで、便や尿の状態から健康状態のヒントを得ることもできるんじゃ
【ステップ①|手順1】オムツが濡れていない時間をチェック
ドライタイムを確認するには、まずは以下のようなタイミングでオムツが濡れていないかチェックしてみるとよいでしょう。
・朝起きたとき
・着替えのタイミング
・食前・食後
・外出前後
・入浴前
・就寝前 など
ただし、「出ていない時間を把握しよう」と一生懸命になってオムツのことばかり気にしていると日常生活に支障をきたしてしまうため、無理なく続けられる範囲で大丈夫です。



5分おきのチェックなどは無用じゃよ。 子ども自身がプレッシャーや違和感を感じない程度に、家族にとって自然なタイミングで確認するのが「続けるコツ」じゃぞ
【ステップ①|手順2】ドライタイムを記録する
ドライタイムを確認したら、ぜひ記録をつけましょう。
記録することで、あとから振り返った時に、子どもの排泄のリズムを客観的に把握することができます。その結果、トイレに誘うタイミングを計りやすくなります。
さらに、データにしておくことで支援者とも情報共有しやすく、共通の認識をもって子どもに向き合えるようになるメリットも。
また、トイトレをしている最中はどうしても「漏らしてしまったこと」に着目してしまいがちです。そこで、あえてドライタイムに注目することで「こんなに漏らしていない時間もある」という事実が認識でき、ポジティブに捉えられるようになるのです。



できていることに目を向けるのも大切なんじゃよ。
ドライタイムを記録する際には、以下の情報をメモしておくと良いでしょう。
▼チェック項目
・オムツのチェック時刻
・オムツの状態(乾いている/濡れている)
・排泄量(多い/少量/なし)
・排便の有無
また、記録の仕方も以下のようなさまざまな方法があります。
▼ドライタイムの記録の仕方
・育児日記
・保育園アプリやメモアプリ
・カレンダーアプリ
・紙のメモ(冷蔵庫に貼るのもおすすめ)
それぞれの家庭に合った、取り組みやすい方法を選択しよう!
▼ドライタイムの記録にも使える!便利なアプリはこちらの記事で詳しく紹介しています


【ステップ①|手順3】ドライタイムを振り返ろう
1週間程度記録が溜まったら、ドライタイムを振り返ってみましょう。もし、週末しか記録が難しい場合は、少なくとも2週間分のデータがあることが望ましいです。
記録を振り返ることで、子どものドライタイムが安定しているのか、まだ不安定なのかといった傾向が見えてきます。
ドライタイムが安定している場合
以下の傾向がみられれば、ドライタイムが安定しているといえます。
・排泄の時間が大体決まっている(=排泄リズムができつつある)
・ドライタイムがしっかりある
・1回の排尿でしっかり量が出ている
これらは、膀胱に尿をためる力(畜尿機能)が育ってきたサインです。「タイミングを予測してトイレに誘う」次のステップに進める状態です。
▼膀胱の発達についてはこちらの記事で詳しく解説しています


ドライタイムが安定していない場合
一方、以下のような様子が見られる場合は、ドライタイムがまだ安定していないと判断します。
・排泄の時間帯がバラバラ
・ドライタイムがほとんどない
・少量ずつ頻回に排尿している
このような場合は、排泄のタイミングを予測してトイレに誘うのは困難です。
しかし、だからといってドライタイムが安定しないとトイトレができないわけではありません。できるタイミングで、まずは「トイレに座る」ことから始めてみましょう。
「こんな時どうする?」ドライタイムに関するQ&A


どのくらいの期間、ドライタイムを記録すればいい?
大体の傾向を把握するには、1週間程度の記録が目安です。
ただし、平日が難しければ休日の2日間だけでも十分。「できる範囲」から取り組むのがポイントです。休日だけ記録する場合には、2週間分程度記録してみましょう。



トイトレのことばかり考えていると親も子も疲れてしまうぞ。家族の生活リズムの中で“ちょっと気にかける”くらいで十分じゃ。
ドライタイムがほとんどないけど、どうしたらいい?
ドライタイムが短い場合、1回の排尿量と水分摂取量に注目してみてください。
1回の排尿量が多く、頻回に出ている場合は、水分摂取量が多い可能性があります。
逆に、少量で頻回に出ている場合、膀胱の発達途中なのかもしれません。その場合は一旦記録はお休みして、2週間後など、少し期間を空けてから改めて記録してみるとよいでしょう。



ドライタイムが安定していなくても、トイレに座る練習はしてもいいんじゃよ。頻回に出ている場合は、むしろ成功しやすいチャンスととらえることもできるんじゃ。
ドライタイムはトイトレの第一歩
まずは「オムツが濡れていない時間=ドライタイム」を観察し、子どもの排泄の傾向を知ることがトイトレの第一歩になります。
できる範囲での「観察」と「記録」で構わないので、一度取り組んでみるとよいでしょう。
ドライタイムを確認する時はあくまで自然なタイミングで、無理せずおこなうのがコツです。気負いすぎず、続けられる範囲から始めてみてくださいね。
▼ドライタイムを確認して、排泄の傾向がわかったら次のステップへ


【全体像】トイトレの進め方に迷ったら
トイトレの進め方に不安を感じたら、いつでも全体のロードマップに戻って確認しましょう。


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そんな時は、一人で抱え込まず、専門家への相談も検討してみてくださいね。
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この講座でわかること
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