
トイトレが進んできたけど「一人でできる」のはまだまだかかりそう



うまくいったり、いかなかったり、順調に進んでいる感じがしない…



ズボンを履くのだけどうしても苦手そうで、いつもサポートが必要
こんなふうに感じること、ありませんか?
一見うまくいっていないように見えても、実は「ある一部分だけが難しい」というケースも少なくありません。そこで役立つのが、「トイレの流れを分解して見るチェックリスト」です。
このチェックリストを使うことで、
- すでにできていること
- もう少しサポートが必要なこと
を整理し、子どもに合った関わり方が見えてきます。
チェックリストはダウンロードできるようにしたから、トイレの壁に貼ってもいいね!
トイトレが進まないときは「流れ」を分解して考える
トイトレが進まないときは「できること」と「できないこと」を把握することが大切です。
「トイレで排泄する」という行為は、実は一つの動作ではありません。以下のような、いくつもの小さな行動がつながって、はじめて「トイレができた」状態になります。
▼トイレの流れ
- 尿意に気づく
- トイレに行く
- 便座に座る
- 排泄する
- 拭く
- 流す
- 手を洗う
そのため、トイトレがうまく進まないときは「全部ができていない」のではなく、どこか一つの工程が難しいだけということも多いのです。
実際に、トイレの流れをさらに細かく分けてみましょう。
尿意に気づく
↓
トイレに行く
↓
ズボン・パンツを下げる
↓
便座の蓋をあける
↓
座る
↓
排泄する
↓
トイレットペーパーで拭く
↓
ズボン・パンツを履く
↓
水を流す
↓
トイレから出る
↓
洗面所に移動する
↓
手を洗う
↓
手を拭く
こうして分解してみると、子どもにとってどの工程が難しいのかが見えてきます。
このあと紹介するチェックリストを使って、一つひとつ確認してみましょう
【無料ダウンロードあり】トイトレチェックリスト
トイレの流れチェックリスト


▼排泄の前
□トイレに行きたいと伝えられる(言葉・サインなど)
□トイレまで自分で移動できる
□ズボンやパンツを下ろせる
□便座に自分で座れる
▼排泄中
□心地よい姿勢で座れている
□適切な時間、座っていられる
□力まずリラックスできている
□ 排泄できる
□「出た」ことを本人がわかっている
▼排泄のあと
□お尻を拭ける
□適切に拭ける(前から後ろへ拭くとよい)
□拭いた紙を便器に捨てられる
□便座から下りられる
□水を流せる
□ズボンやパンツを上げられる
□トイレを出て、洗面所へ移動できる
□手を洗える
□手を拭ける
チェックを入れる際は、できる・できないの二択ではなく、
✔ できる
△ 手伝えばできる
✖ むずかしい
のように、三段階で見ていくのがおすすめです。



チェック項目はあくまで現状を把握して、必要なサポートを整理するためのもの。子どものペースで進めることが大切じゃよ。
チェックリストの使い方とヒント


このチェックリストは、子どもを評価するためのものではありません。あくまで、日々の様子を観察するためのツールとして活用していきましょう。
評価ではなく「観察」として使う
チェックリストをつけるときは「できている・できていない」だけを判断するのではなく「どんなときにできるのか」「どこで困っているのか」に目を向けることが大切です。
その日の体調や気分、環境によってもできる範囲は変わるため、一回の結果だけで決めつけないようにしましょう。
「△(手伝えばできる)」「×(できない)」は伸びしろのサイン
「手伝えばできる」「むずかしい」と感じる場面では、イライラしたり、もどかしさを感じたりすることもあるかもしれません。しかし、これらの項目は、裏を返せばサポート次第で伸びるポイントです。
少し手を添えるだけでできることは、そのまま自立につながっていきます。
トイトレでは、急がないこと・叱らないことがとても大切です。できないことを把握できたら、できる方法を考えてみましょう。
「〇(できている部分)」をたくさん見つける
トイトレがうまく進まないときは、つい「できていないこと」に目が向きがちですが、実はすでにできていることもたくさんあるはずです。
たとえば、以下のような小さなアクションも立派な「できた!」です。
・トイレに誘導したらついてきてくれた
・トイレに座って10秒数えられた
・ズボンを履くときに協力的だった
小さな「できた」に注目して積み重ねていくことで、子どもの自信に繋がります。
【つまずきポイント別】サポートの工夫
チェックリストを使って「どこが難しいか」が見えてきたら、サポートの仕方を整理していきましょう。
考え方の基本は「できるところは任せる」「難しいところは工夫する」です。よくあるお悩みの例を紹介しながら、どのような工夫ができるかお伝えしていきます。
尿意がわからない
身体の感覚に気づきにくい場合は、時間を目安にトイレに誘うなど、排泄のリズムをつくるのが効果的です。
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トイレに行くのを嫌がる
トイレに行くのを嫌がる背景には、トイレの環境が不安だったり、タイミングが合っていなかったりすることも。
好きなキャラクターを取り入れる、声かけのタイミングを工夫するなど、原因に合わせた関わりをすることで、抵抗感がやわらぐことがあります。
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便座に座っていられない
便座に落ち着いて座っていられなかったり、座位が不安定になってしまったりする場合、足がぶらついている可能性も。
踏み台を使って足がしっかりつくようにするなど、安心して座れる環境づくりがポイントです。
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トイレで出せない
トイレでおしっこが出来ない理由として「トイレに座ることに慣れていない」ことも考えられます。まずは「座る習慣」から始めるのも一つの方法です。
排泄そのものを急がず、リラックスできる時間をつくりましょう。
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チェックリストを活用して「今の状態」を知り、子どものペースでトイトレを進めよう
トイレは、いくつもの小さな動作の積み重ねです。チェックリストで「見える化」することで、どこをサポートすればいいかが分かりやすくなります。
そして何より大切なのは、「できていること」に目を向けること。その一つひとつが、次のステップへの力になります。
トイトレのゴールは、子どもによって異なります。そして、すべてを一度にできるようになる必要はありません。
- 少しずつできることを増やしていく
- 小さな変化を見逃さない
- 無理をさせない
焦らず、子どものペースでトイトレを進めていきましょう。
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